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大天井岳2922m
長野県安曇野市 2019年8月2日-3日 天気 晴/曇 メンバー:2人
1日目 2日目
燕山荘~大天井岳~常念小屋~一の沢 約11時間
燕山荘(6:22)-(7:10)蛙岩-(7:37)大下りの頭-(9:05)切通岩-(9:40)大天荘-(9:50)大天井岳-(10:00)大天荘
(10:30)-(11:25)東天井岳分岐-(12:25)横通南肩-(12:55)常念小屋(14:00)-(17:15)一の沢
朝、燕山荘の部屋の窓から槍ケ岳が見えたので、縦走に期待が膨らみました。相方と私を除く宿泊者3名は既に先発したようでした。
炊事場で朝食を済ませ、燕岳へ登るか否かで迷いましたが、今回は常念テント場へ早めに到着してテント場を確保したいがため登頂は
パスしました。
燕山荘を後にし、大天井岳を目指します。今回縦走コースのハイライト部で、右手にアルプス、登山道の所々に咲くコマクサを
見ながらのゆっくりとした足取りで登山道を進みました。蛙岩手前で振り返ると、燕山荘へ続く登山道と燕山荘から先の燕岳・北燕岳
に続く稜線が綺麗に見えました。大きな岩の蛙岩の中を進むと前方にこれから登る大天井岳へ続く登山道が見えました。さらに登山道
を進むと大天井の大下りで、ここから一旦大きく下り、また登り返します。この先の登山道脇に白色のコマクサが咲いていました。
切通岩の鎖場を下ってからの大天荘までの急坂がとても苦しい登山道でした。やったどり着いた大天荘にザックを置いて大天井岳
に向かい眺望を楽しみました。前回の大天井岳は視界ゼロでしたので今回は十分満足しました。大天荘で休憩した後、常念小屋へ向かい
出発しました。東天井岳分岐まで進むと分岐の先に雪渓が残っていました。足場の悪い坂を下り、ハエマツの中を鞍部まで進みました。
ここから横通南肩まで登りとなりますが、歩きやすい登山道でした。横通南肩から安曇野・松本市内が見えました。この先、足場の悪い
登山道を下り常念小屋に到着しましたが、上からテント場を見る限りあまり空きがあるようには見えませんでした。結局、テント場の空
きがなくなってしまい、小屋泊も超満員の様子だったので、休憩後下山することにしました。
下山時、テントを担いで登ってくる登山者や小屋泊と思われる団体さんの登山者が沢山登ってきましたが、さすがにテント場や小屋
の状況を伝えることはできませんでした。今回の山行は、テント2泊の予定でしたがそれが叶わず、テント一式ただ担いで登った1泊だけ
の山行になってしまいました。
P.S. 燕山荘の炊事場でお会いした縦走が初めてだという笑顔の似合う女性と大天荘・常念で再開しました。常念小屋で泊まり翌日
千葉県へ帰るとこのとで、颯爽と常念岳へ登っていきました。私達は、一の沢まで気力を振り絞って下山し、蝶ヶ岳温泉(530円)で疲
れを癒して帰途に着きました。
燕山荘を出発
燕山荘・燕岳を振り返る
蛙岩を抜ける
大天井岳へ続く登山道
大下り標識
大下りを振り返る
白いコマクサ
喜作レリーフ
大天荘を振り返る
常念岳登山道
安曇野・松本市内
常念小屋