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鷲羽岳2924m ワリモ岳2888m 水晶岳2986m 樅沢岳2755m
長野県・岐阜県・富山県 2015年8月1日~6日 天気 晴 メンバ:3名
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高天原山荘~双六テント場 約8時間30分
 高天原山荘(5:30)-(5:42)丸田橋-(6:12)薬師沢分岐(6:14)-(6:40)詩ノ原-(7:01)奥スイス庭園-(7:46)雲ノ平山荘(8:04)-(8:28)スイス庭園-(8:58)祖父岳分岐-(9:22)雪田-(9:56)渡渉点(10:08)-(10:11)黒部川水源地標-(10:54)三俣山荘テント場(11:58)-(12:30)三俣蓮華分岐(12:35)-(13:17)水場(13:24)-(13:52)三俣山荘巻道-(14:04)双六テント場


 今日は、高天原から雲ノ平・三俣テント場を経由して双六小屋までの行程です。山荘で朝食をとった後、5時30分に出発しました。山荘から続く平坦な木道を進むと途中2カ所橋を渡ります。この辺りは、シラビソが生い茂り鳥のさえずりも聞こえとてもいい場所です。登山道らしくなってからしばらく進むと高天原峠に出ます。休憩をしようと思いましたが、昨日の水晶池近辺と同じく藪蚊が多いため水分補給してさっそく出発しました。ここから詩ノ原まで急坂で長い梯子もあり結構大変でした。詩ノ原から先の木道と岩場の登山道を進むと奥スイス庭園にでます。この辺りから振り返ると薬師岳が綺麗に見られます。この後、大きな岩の塊のある登山道を進みコロナ観測所(塔しかない)を左手に通過し、少し下った先を登りきると雲ノ平が眼下に広がります。ハイマツの岩場を進むと雲ノ平の木道にでます。雲ノ平山荘でジュースを飲んで休憩した後、スイス庭園を散策しました。この庭園から昨日泊まった高天原山荘や水晶池が眼下遠くに小さく見えました。木道のいたる所から、雲ノ平を見渡すことができます。しばらく登り坂になった木道を進むと祖父岳登山道の入口になります。この標識を過ぎ、さらに進むと登山道は木道からガラ場に変わります。祖父岳を巻く登山道を進むと雪田が現れます。広い雪渓が上段と下段に分かれ融水が雪渓の下を音を立て流れていました。この先を下ると眼下には黒部川源流の谷や三俣山荘などの見晴らしいの良い場所に出ます。この登山道は三俣山荘展望食堂からも良く見える登山道で、急坂でザレた場所もあるので注意して下りました。下った先の渡渉点にはロープが張ってあり安心して渡渉できました。渡渉点から20分ほど急坂を登りきると三俣山荘へ到着します。三俣山荘でパインサイダーを飲んで休憩した後、テント場に張ってあるテントをたたみ、サブリュックから大きなリュックに替え、双六小屋を目指しました。三俣山荘巻道を2時間ほど掛けて双六小屋に到着しましたが、テラスでは昨日別れた二人が既にくつろいでいたので不思議に思っていたところ、「黒部五郎は体調不良で行けなくなってしまった」とのことでした。テントを設営した後、テラスで昨日の行程をお互いにビールを飲みながら談笑しました。夜は満天の星でした。
  • 早朝の高天原湿原

  • 木道の様子

  • 高天原峠

  • 梯子場の様子

  • 登山道から見える薬師岳

  • 裏スイス庭園

  • 雲ノ平山荘

  • 雲ノ平テント場

  • 赤牛岳

  • 手前の水晶池と赤牛岳

  • スイス庭園

  • スイス庭園の様子

  • 雲の平登山道の様子

  • 祖父岳西側雪田の雪解け水

  • 祖父岳巻道から黒部源流を見下ろす

  • 黒部川源流渡渉点

  • 黒部川水源地標

  • 双六テント場到着